ごみだまろぐ

甲虫屋のネガティブ日記

お気に入りの音楽のはなし

今日はちょっと趣向を変えて自分の趣味についてつらつらと書き連ねます(虫成分はゼロです)。

そういえば梅雨入りしたらしいので、屋久島遠征の計画も立てときます。


御存じの方も多いと思いますが、僕は虫以外の趣味として、Heavy Metalの鑑賞という凄く微妙な趣味があります。

ひとくちにHeavy Metalと言ってもジャンルがかなり多様で、なんだかとてもやかましいものから、美しいメロディをウリにしている物まであります。

僕が好きなのは特にThrash Metalというジャンルで、これはどのような音楽なのかというと、歌のメロディよりもとにかく速さを重視していて、ギターもベースもドラムも滅茶苦茶です(そういう風に聞こえます)。

なんでそんなけったいな音楽が好きなのかというと、



こう、なんか、いいじゃないですか、速いのって。

あとノリですね。速いのに、全てのパートの息が合っていて、聴くほうはそのリズムにのれて、気持ちいいんですよ。

それで、そのThrash Metalの中でも特にオールドスクールな、80年代や90年代に発表された作品が好きなんです。
なんで年代が古いものが好きかというと、これはThrash Metalの歴史にもかかわってくるんですが、そのくらいの時代に繁栄期をむかえて、質のいいものがたくさん産み出されたからです。
詳しいことは省きますが、そのときにThrash Metalは栄え、今に至るまで衰退の一歩を辿っています。現代は現代で、リバイバルスラッシュという、現代の環境で昔の良質なThrash Metalを再現しようという動きはありますが、あまり普及していない印象を受けます。この音楽自体、時代遅れとでもいうのでしょうか。

まあそういうわけで昔の作品には素晴らしいものが多いです。そりゃ、昔のものですから、とっくに解散しているグループは多く、音質は今に比べれば最悪です。CDのジャケットもなんだかダサいです。

しかしそんなものは、CDを入れて、音楽を流せば、実にどうでもいい問題だと気付かされます。一緒に叫んでみたくなるような、そんな魅力があるのです。

この音楽は、基本的にボリュームを上げれば上げるほどいいと僕は勝手に思っています。最近のささやかな夢は、この音楽を大音量で流しながら(と言っても迷惑にならない程度に)車を運転することです。あぁ、凄くどうでもいいですね……。

僕が車を運転する機会は、ほぼ採集に行くときに限られます。最近は誰かと一緒に行くことが多いうえ、運転中に同乗者と虫トークが弾むこともあり、あんまり音量を大きくして音楽を流すことはないです。


僕のこのちっぽけな夢が叶えられる日はいつになるんでしょうかね。そんなことよりもいい虫が採りたいという思いのほうが強いですが!