ごみだまろぐ

甲虫屋のネガティブ日記

2020-01-01から1年間の記事一覧

追憶のステージを駆け抜ける強かさで

いつかの記憶です.

雲間に霞む光はまだ春めいて

遠い九州ではもう気が早い虫がぽんぽん出ているという.でも本州ではまだ季節が足踏みしており,まだまだこれからという感じだ. しかし,一介の虫屋の逸る気持ちを抑えるには,少しばかり暖かすぎた. あなたに会いたい……ただそれだけを願い,満ちては欠け…

星のない夜ただ東を目指して

ケブカトラカミキリ Hirticlytus comosus (Matsushita, 1941). そのぬいぐるみのような愛らしい外見とは裏腹に,イヌマキの深刻な害虫だ.もっとも,害虫かどうかなんてホストがニンゲンに好まれるかどうかの違いでしかないけど. 九州にいたころに材採に挑…

茶濁しなんすよ

大層でもないものを狙ってみたけど,ウ~~~~ン・・・・ ルリクワガタ Platycerus delicatulus Lewis, 1883 結局茶濁しなんすよ.

仕事終わりに

そういえばアイツ狙って採ったことないなって・・・ 夜,近くの公園に行ってみた. スギカミキリ Semanotus japonicus (Lacordaire,1869)関東は多いと聞いていたけど,なんともあっけない. 九州でも探せばこのくらい採れたのかな.

それは光る時の暗がりで

冬の連休ってどうすればいいのだろう. どこに行けば,このやり場のない欲望を吐き散らすことができるのだろう. 答えは,青森県です.

旅人の群れを飛び越えてまで

いつの間にか茨城県にずっといることになってしまった.虫について言えば不毛だのなんだのと誹りを受けることの多い当県であるが,探せばいいところもあるはずだ.たとえば,セアカオサが採れやすい...とか. 自分含め,セアカオサといえば草原的環境,と…

夢見るマイマイは無限大

青森県が,好き.

いま,ひとりなら実証できそう

大学のころから入り浸っていた昆虫関係のコミュニティを離れ,現在はクソみたいなサラリーマンとして労働に加担しているわけだけど,こうなってくると嫌でもコンチュー業界と世間の認識のギャップが嫌でも目についてくる.