異国情緒あふれる不可思議系
4/10・11に、レンタカーを借りて、一泊二日で長崎県・佐賀県をまたにかける採集旅行にいってきた。
参加者はわたしひとり。運転者もわたし。はじめて自動車学校の教習以外で公道を走ることになる。
事故を起こさないか、前日から緊張していた。
欲しかった虫のうちの1種はこれ。ナガサキトゲヒサゴゴミムシダマシMisolampidius clavicrus。
長崎県の野母崎に産する個体とそれ以外の地域に産する個体は、形態上に微妙な差異が見られるということで、野母崎と、佐賀県のK山で採集した。
後日詳しい記事を書きたいが書かないかもしれない。
低標高地の照葉樹林にふつう。樹皮下で越冬していることが多いように感じた。Misolampidiusというと、どうしてもある程度の標高が必要なイメージがあるが、この種は低地といってよい場所に主に棲息しているようだ(ツヤヒサゴゴミムシダマシMisolampidius okumuraiも低地に産することがある。念のため。)
この種は中脛節に1つのトゲ状の突起を持つので一目でそれと分かるが、周知の事実であるのでわざわざ書くほどのことではないかもしれない。
追記:この採集で見事に事故を起こしてしまった。自損事故だったのが幸いである。
私の属している部活である、生物研究部のメンバーは(自損)事故を起こすことが多く、私もそれに倣う結果となってしまった。
免許取ってはじめての運転で、ひどい悪路(ダートで幅員が車幅ギリギリ、おまけに両脇は側溝)を走らされたのが悪い。あの状況で事故を起こさない人間はいないという言い訳でした。