一言も話すんじゃない
九州虫屋連絡会に参加してきた。
終始ヤクコブとヒサゴゴミダマの話しかしなかった気がする。
翌日は、つやまぐさんと夏風邪さんと大分にニセコルリクワガタを狙いに行った。
午後から天気が崩れるとの予報だったので、雨が降る前に成虫が出せるとよいのだが……。
ちょっと探すと産卵痕がバシバシ打ってある材を見つけた。
本当は産卵痕が残っていないような朽ちている材がよく、産卵痕が残っている材は高確率で幼虫しか入っていないらしいが、こんな材を目の前に素通りする方が難しい。自分の場合は、まともに探した経験がほとんどないので特に。
ちょっと残っている樹皮をはがすとマルヒサゴが転がり出てきた。
違う。
あらかた削ったが、出てきたのはすべて幼虫だった。
同じような材はすぐ見つかるのだが、これより朽ちた材がなかなか見つからない。幼虫だけが採れ、そのうち幼虫を採ることをやめ……
そのうち雨が降り出してきたので、泣く泣くギブアップ。つやまぐさんはちゃっかり出していた。くそ。これが差か。
土砂降りに打たれながらバイクで帰ったぼくでしたとさ。